「ママ」のイメージ・・・それは「ママ」の数だけあると思います。
キッチンで料理をしている姿、一緒に遊んでくれる姿、仕事へさっそうと出かける姿・・・でもどのママにも「やさしくて、強い」というイメージは共通しているように思います。
「母の日」のはじまりは、20世紀の始めにさかのぼります。
アメリカのフィラデルフィアに住むアンナ・ジャービスという女性が1908年5月、亡き母を追悼するためにお母さんが好きだった白いカーネーションを教会の祭壇に飾りました。
この出来事をきっかけに、アメリカでは母の日を祝日にする運動が始まり1914年国会で、5月の第2日曜日が母の日に制定されました。
その後、世界中にこの「母の日」は広まります。時期は国によって違い、贈る花も異なりますが、日本でも戦後大切なお母さんへ感謝の気持ちをこめて、5月の第2日曜日にカーネーションを贈る風習が始まったのです。
カーネーションにはその色によって花言葉があります。赤いカーネーションは「母への愛・母の愛・真実の愛」ピンクのカーネーションは「感謝・気品・美しいしぐさ」黄緑のカーネーションは「純粋な愛・癒し・感動」を意味しています。
今年の母の日、それぞれの思いをこめてカーネーションを手作りしてみてはいかがでしょう。フランス語がプリントされた不織布で作る花は、永遠に咲き続ける特別な贈り物になるでしょう。ラッピングした箱に一輪添えてもおしゃれですし、ブーケにしてプレゼントしても素敵!ママたちに笑顔があふれて、明日からまた輝いてくれることと思います。
世界中のママへ「Je t'aime, maman!」
1. 不織布を26㎝×13㎝にカットし裏面を上にします。
2. 縦に二つ折り、横八つ折りにします。
3. 八つ折りした両角と上部をピンキングはさみでカットします。
4. 八つ折りした折り線に沿って上部から半分くらいまでカットします。
5. カットしたペーパーを広げワイヤーを真ん中に置きます。
6. 横に二つ折りします。
7. ワイヤーに沿ってギャザーを寄せます。
8. ワイヤーからはずれないよう少しずつギャザーを寄せます。
9. 最後までギャザーを寄せます。
10. 花の付け根でワイヤーを2〜3回ねじります。
11. 花の根元2㎝くらい上からフローラルテープを巻きます。
12. 最後まで巻いてできあがり!。
- 不織布を2枚重ねて作ることもできます。その場合は、同じサイズ、形にカットしたペーパーを2枚重ねて作ります。ワイヤーからはずれやすいので、しっかり持ちながら作ってみてください。ボリュームのある華やかなカーネーションができます。
素敵な布地を見つけたら、リボンとして使ってみましょう。
布地の端に切れ目を入れて裂くと、「ほつれ」ができてニュアンスのある素敵なリボンになります。薄手の布がおすすめ。厚手の布の場合は裂くことは難しいので好みの幅にハサミでカットしましょう。残ったはぎれや買い貯めるビンテージの布地を使ってフレンチテイストのラッピングを楽しんでみてはいかがでしょう。
- 2~3㎝の幅になるように布地にハサミで切り込みを入れ裂きます。(2本作ります)
- 袋の持ち手部分に1の布を巻きつけます。
- 巻き終わったら、もう1本の裂いた布で蝶結びをしてできあがり!