かんきょう講演会「海のプラスチックごみから魚を救う高校生たちのアイデア」
10月8日(土)、杉並清掃工場にて「海のプラスチックごみから魚を救う高校生たちのアイデア」として講演会が開催されました。
当時洗足学園高校の生徒だった4人が、魚の海洋プラスチックゴミ誤飲防止のためレジ袋を苦くするというアイデアを思いつき商品化するまでの道のりと、「第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で準グランプリを獲得した後の活動について、実験の様子やグラフなどをスライドで紹介しながら講演を行いました。
また、高校生から相談を受け「エネルフィッシュ」として商品化した企業として、当社からBD部 部長の佐藤より包装と環境問題について15分ほど講演を行いました。
当日はたくさんの方に足をお運びいただき、また講演終了後にも多数応援のお声がけを賜り、非常に充実した時間となりました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
講演会 概要
かんきょう講演会
「海のポリ袋ごみから魚を救う高校生たちのアイデア」
開催日:2022年10月8日(土)
時間 :13:00〜14:30
会場 :杉並清掃工場 見学説明室
対象 :杉並区内在住、在勤、在学の方
企画運営:NPO法人すぎなみ環境ネットワーク
活動レポート
(NPO法人すぎなみ環境ネットワークHP)
エネルフィッシュとは
当時、洗足学園高校の生徒だったフィッシュレスキュー隊の4人が海洋プラスチック問題を解決したいという思いで考案したレジ袋です。
苦味物質「デナトニウム」を原反に混ぜることで、もしレジ袋が海に流れてしまっても魚が飲み込まず吐き出すしくみです。
高校生たちとシモジマの共同開発によって、世界で初めて魚の誤食を防ぐ生分解性ポリ袋が誕生し、現在既に大型釣り具チェーン店にも導入されています。