SDGs 12『つくる責任、つかう責任』・14『海の豊かさを守ろう』へ貢献
4/5(土)に開催された三菱ケミカルグループ主催の荒川清掃ボランティア活動において、
三菱ケミカルグループ・株式会社キラックス・シモジマが共同開発した「エネルフィッシュ」をごみ袋としてご利用いただきました。
当日は62名のボランティアの皆様が参加し、協力して多数のごみを回収し荒川の河川敷をきれいにしました。
今回のボランティア活動で回収されたごみの中には、ポリ袋や食品容器が多く含まれておりました。
シモジマでもそのような包装用品を製造・販売しているため、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」を改めて実践すべき重要な目標であることを実感しました。▲ごみ拾い活動の前
▲ごみ拾い活動の様子
▲ごみ拾い活動の後◆回収ごみの内容
燃やすごみ 67袋(45L)
PETボトル 5袋(45L)
燃やさないごみ 1袋(45L)
びん 5袋(25L)
缶 25袋(25L)
粗大ごみ 13個
注射器 5本◆エネルフィッシュ活用例
エネルフィッシュは以下の特徴を持っており、破れやすい一面があるため、今回は空き缶や瓶専用の袋としてご使用いただきました。
・海洋では、1年後に水と二酸化炭素に分解されて形が消滅
・土壌環境でも分解が進む
・特殊な素材を使用しているため、経年劣化が生じる可能性がある(約1年)
・海洋生分解性の伸縮強度はLD(低密度ポリエチレン)に近いが、瞬発的な衝撃に弱く裂けやすい

「エネルフィッシュ」の特徴
「エネルフィッシュ」は、植物由来の生分解性素材と魚が誤飲しにくい苦味成分を使った、海洋環境に配慮したレジ袋です。海洋ごみ問題の緩和や海洋生物の保護に貢献し、SDGs14「海の豊かさを守ろう」をサポートします。
生分解性:海洋で1年以内に約90%が分解
誤飲防止:魚が誤飲しにくい苦味成分を配合
CO₂削減:石油由来の袋と比較して焼却時のCO₂排出量が約30%削減
使用期限:生分解性を使用しているため、エネルフィッシュの使用期限は1年目安となっております
「生分解性プラスチック」とは…微生物などの働きによって最終的に水と二酸化炭素に分解されるプラスチックのこと